合唱劇「カネト」 飯田公演 飯田線全線開通70周年・飯田市制施行70周年記念協賛事業 2007年10月14日 飯田文化会館

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合唱劇「カネト」 飯田公演 レポート

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3人のカネトたち
飯田公演でカネトを演じた、3人のキャストの声をご紹介します。
 
合唱劇「カネト」飯田公演、大成功!
本当にうれしいです。こんな感動を味わったのは久しぶりです。

さて、私は今回「少年カネト」役を演じさせてもらいました。
この役は正直とても難しかったです。なかなかカネトの心に近づけませんでした。がんばってもちがうとか言われたし、「イヤだ」と泣きたくなることもありました。
でも、とても楽しかったし、絶対にだれかにこの座を奪われたくありませんでした。
だからこそ、ここまでこれたのかなとも思います。苦労はちゃんと喜びとなって返ってきました。

合唱劇「カネト」にたずさわり、多くを学ぶことができました。
みなさん、本当にありがとうございました。
清水綾乃(子ども・少年カネト役)
 
 
私はこの合唱劇「カネト」を通して沢山のことを学び、好きなことを深く体験することができました。
本番前の1年半で、いろいろな年代の人と係ったり、オーディションを受け、役をいただいたりして、とてもいい体験ができました。

ソプラノをやってみて、まだまだみじゅくだなあと思いました。新しい課題や目標ができました。

そして、本番では、三河の合唱団の方にも来ていただき、素晴らしいステージになったと思います。

とても楽しかったし、終わった後の達成感もすごかったです。
これからも合唱を続けていきたいです。
沢柳摩耶(ソプラノ・青年カネト役)
 
 
「まさか、こんなことになるとは。」
昨年の5月、この合唱団に顔を出してから1年半、公演を終えた率直な感想です。
合唱にだけ参加するつもりでいた入団当初。
「君、カネトだから。」と指揮の塩澤先生に肩を叩かれた10月。
初めてソロと合唱と合わせたときの体の震え。次第に熱を帯びていく練習。
汗を搾りながら何度も通した夏の日。自分の体よりかなり大きなアイヌの衣装。
満員のお客さん。スポットライト。会場に鳴り響く拍手…。
まさかこの公演が、自分にとってここまで大きなステージになるとは、全く想像もしていなかったのです。

北海道から全く知らない飯田の地へやってきて、仲間たちや地元の人々と協力しながら、飯田と三河の人たちの生活、「心をつないだ」川村カネト。
飯田線も天竜峡もほとんど知らずにこの地に赴任してきた私も、ある意味カネトと共通点があるといえるのかもしれません。
でも、カネトは測量士や人夫たちを統率した頼もしいリーダーでしたが、私はなんとも頼りない歌い手でした。
実行委員の方々、先生方、最後まで迷惑と心配をかけてしまいました。
そんなみなさんのおかげで本番の演奏では、一緒に歌った三河の方と飯田のメンバー、お客さんと合唱団の「心をつなぐ」ステージであったと思います。

私もこれから飯田でのことを思い出すたび、あの公演の日を思い出すでしょう。
貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
井出貴博(ベース・カネト役)
 
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